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最終更新:2024年6月26日
プラセンタは英語で「胎盤」のことを指します。一般的には、ほ乳類の胎盤から有効成分だけを抽出し、濃縮したエキスのことを「プラセンタエキス」と呼ばれています。
プラセンタエキスは厚生労働省が認可している有効成分の1つで、肌の美白や保湿、新陳代謝(ターンオーバー)を促すなどの効果があるといわれています。
母体と胎児をつなぎ、生命を育む胎盤(プラセンタ)には、アミノ酸やタンパク質、脂質、糖質、核酸、酵素、ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれています。
その胎盤からつくられるプラセンタエキスはまさに栄養の宝庫であるため、エイジングケアを目的とした化粧品をはじめ、多くのサプリメントや健康食品などに配合されています。
新陳代謝を促すプラセンタエキス
プラセンタエキスってどんな成分?
プラセンタエキスの中には、アミノ酸やタンパク質、脂質、糖質、核酸、酵素、ビタミン、ミネラルのほか、ヒアルロン酸や活性ペプチド、成長因子(グロースファクター)など、肌に良いとされるさまざまな成分が含まれています。
アミノ酸は、体の細胞をつくる重要な要素であり、天然保湿成分(NMF)の主成分です。成長因子は、人成長ホルモンの活性化、細胞の活性化を促す働きがあります。
また、核酸は遺伝子の修復や新陳代謝の調整など、いわゆるエイジングケアにかかわる栄養素の1つです。
その他、抗酸化力を向上させる作用がある活性ペプチドや、保湿効果のあるヒアルロン酸など、プラセンタエキスには美容のために良いとされる栄養素がたくさん含まれているのです。
かつて日本では、牛由来のプラセンタ製品も発売されていましたが、2001年に狂牛病が発生したことで、それ以降は牛の胎盤をプラセンタの原料として使用することが禁止されました。現在は馬や豚、植物プラセンタなどが主流となっているほか、魚の卵巣膜や植物の胚芽から抽出したプラセンタも使用されています。
ターンオーバーを促進し、メラニン色素を排出するプラセンタエキス
プラセンタエキスはそもそも、いつ頃から使われていたのでしょうか?
プラセンタの歴史はとても古く、その中に含まれる豊富な成分が、傷や炎症の自然治癒力をサポートすると古くから考えられていました。
紀元前400年頃、古代ギリシャで活躍したヒポクラテスという医師が、プラセンタを最初に治療に用いたという説もあります。
プラセンタエキスそのものにシミやそばかすを薄くする力があるという訳ではありませんが、最近では美白の分野でも評価されるようになり、さらに注目を集めています。
シミは、紫外線や加齢によってシミの元になるメラニン色素が肌の中に蓄積し、排出されないまま肌に残ってしまい、地肌の色より濃くなって見える部分のことを指します。
ターンオーバーのリズムが乱れると、メラニンがうまく排出されずいつまでも肌に残り、沈着しやすくなってしまいます。
ターンオーバーとは、肌の基底層で生まれた細胞が徐々に押し上げられ、肌の表面でアカとして剥がれ落ちるサイクルのことですが、プラセンタエキスにはこのサイクルを整える働きがあるといわれています。
プラセンタエキスによってターンオーバーが整うと、メラニンの生成を抑制し体外に排出されやすくなります。それにより、日焼けによるシミやそばかすの改善や予防が期待できるのです。
このようにプラセンタエキスには、それに含まれているさまざまな有効成分によって、肌全体を活性化させる働きがあるといわれています。
プラセンタエキス入りのスキンケアで美白効果を期待したい場合は、ビタミンC誘導体やハイドロキノン、トラネキサム酸などの美白成分がプラスされているオールインワンジェルなどを選ぶとより効果的です。
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